オンワード樫山(現オンワードホールディングス)の創業者である故樫山純三氏は、1901年(明治34年)、現在の長野県小諸市に生まれました。尋常小学校を卒業後、東京の三越呉服店で丁稚奉公をしながら独学を進め、25歳で独立して樫山商店(のちのオンワード樫山)を創業しました。
本書は、著者がオンワード樫山を創業し、日本を代表するアパレルメーカーにまで成長させた50年余りの事業人生と、多数の競走馬をデビューさせた馬主人生とを、自ら振り返った一冊です。
※本書は、1977年に日本経済新聞社より出版され、1998年に日本図書センターより発行されました。