1927年
1940年代
オンワードは、1927年に創業者である樫山 純三が大阪に設立した「樫山商店」から始まりました。
1950年代
1960年代
第二次世界大戦後の1950年代に、紳士既製服の生産・販売を開始。米国の既製服産業を参考に、流れ作業式の生産体制やホフマンプレス機の導入を進め、既製服の生産性と品質を大幅に向上させました。
1960年代には、高度経済成長期を背景に急成長を遂げて、日本を代表する紳士服メーカーとしての地位を固めました。
1970年代
1980年代
1970年代に日本のアパレルメーカーの中でもいち早く、世界3大ファッション都市であるニューヨーク・パリ・ミラノに現地法人を設立し、80年代には、各拠点で海外事業の基盤を確立しました。短い期間に海外拠点を相次いで設立することにより、世界のファッションビジネスの最先端の情報を収集し、グローバルビジネスの基礎を築くことに成功しました。
1990年代
1990年代には、婦人服事業を本格的に拡大。1992年にデビューした『組曲』を筆頭に『23区』『ICB(アイ・シー・ビー)』の基幹ブランドやメンズ基幹ブランド『五大陸』を立ち上げました。
百貨店は婦人服売場を拡大し、日本メーカーの新ブランドを率先して展開しました。このような流れに乗り、オンワード樫山の新ブランドは立ち上がり当初から順調に店舗数を拡大し、その後につながる大きな成長を遂げました。
2000年代
2001年以降は、百貨店を中心に国内事業を拡大するとともに、中国市場への本格参入やイタリアでの生産プラットフォームの構築、欧州の有力ブランド『JOSEPH(ジョゼフ)』のM&Aによる取得など、グローバル戦略を加速させました。
2007年にはホールディングス体制に移行。国内においても、ペットファッションのパイオニアであるクリエイティブヨーコや高感度な女性から支持の高い『GRACE CONTINENTAL(グレースコンチネンタル)』を展開するアイランドなど、ユニークな強みを持った企業のM&Aを進め、多様な領域でファッションビジネスを展開するグローバルアパレルグループとしての新たなスタートを切りました。
2010年代
オンワードグループは、2009年12月、直営Eコマースサイト「ONWARD CROSSET(オンワード・クローゼット)」を開設し、Eコマース事業に本格参入。2014年にはブランド共通ポイントカード「オンワードメンバーズ」の運用をスタートしました。これらの取り組みにより、顧客基盤の強化を図りながら、店頭とEコマースの強みを融合する、オムニチャネル戦略が加速しました。2017年には、独自のファクトリーイノベーションにより低価格・短納期を実現したオーダーメイドスーツの新事業、『KASHIYAMA(カシヤマ)』ブランドの展開を開始しました。
2020年代
2021年4月、2030年度に向けた中長期経営ビジョン『ONWARD VISION 2030』を策定しました。オンワードグループは、「ヒトと地球に潤いと彩りを」という存在意義のもとビジョンを着実に実行し、社員の多様な個性を生かしたお客さま中心の経営への進化を目指していきます。
オンワードグループは、国内において、ファッション領域、ウェルネス領域、コーポレートデザイン領域の3つの領域における事業を推進するとともに、海外においては、ヨーロッパ地域、アメリカ地域、アジア地域の3地域でビジネスを展開しています。
国内
ヨーロッパ
アジア
アメリカ
オンワードグループは、サステナブル経営の推進を企業活動の根幹をなす重要なテーマとして、
「ヒトと地球ホシに潤いと彩りを」というミッションステートメントに基づき、地球と共生する経営を推進してまいります。
2030年度計画(売上高3,000億円、営業利益250億円)の達成に向けて、
国内事業の成長を加速しながら、海外事業の成長基盤固めを進めていきます