~あなたのオンワードの服が、「希望をつなぐ毛布」に~
オンワードの回収衣料品から生産したリサイクル毛布を
ラオスの貧困世帯や寄宿学校などへ寄贈

2023年11月16日

株式会社オンワードホールディングス

株式会社オンワードホールディングス(本社:東京都中央区 代表取締役社長:保元 道宣)は、当社の回収衣料品から生産したリサイクル毛布4,000枚を、日本赤十字社の協力のもと、ラオス赤十字社へ寄贈しました。11月15日(水)には、ラオス・ウドムサイ県にて当社社員が現地の方々に直接リサイクル毛布を手渡す寄贈式を行いました。

当社では、「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」 というミッションステートメントに基づき、地球と共生する経営を推進しています。その一環として、ご愛用いただいた当社の衣料品を回収し、リユース・リサイクルを行う「オンワード・グリーン・キャンペーン」を2009年から実施しています。回収した衣料品の一部から生産したリサイクル毛布は、日本赤十字社の協力のもと、国内外の被災地や開発途上国へ寄贈しています。

第13回目の支援活動先であるラオスは、東南アジア内陸に位置する多民族国家で、およそ50の民族と言語が存在する多様性に富んでいる国です。近年は、都市部で急速な経済成長を遂げている一方、人口の多くが生活している農村地帯や山岳地域は発展から取り残されており、貧富の差が問題となっています。
今回の寄贈先の1つであるウドムサイ県は、ラオス北部の山岳地域に位置するため、乾季の気温が低く、寒さをしのぐ生活物資が必要な貧困世帯が多く存在します。

この度の寄贈では、ラオス赤十字社にリサイクル毛布4000枚を配布しました。毛布は、ラオス赤十字社からウドムサイ、フアパン、シエンクワーン、セーコーンの4つの県の貧困世帯や、孤児などが通う寄宿学校等に配布されるとともに、台風や洪水など毎年甚大な自然災害に見舞われている状況を鑑みて、ラオス赤十字社を通じた緊急支援用の備蓄物資として活用されます。

2023年度上期の「オンワード・グリーン・キャンペーン」では、8.7万名のお客様から43.2万点の衣料品をお引き取りしました。回収した衣料品の一部から新たにリサイクル毛布を生産し、今後も日本赤十字社の協力のもと、国内外の被災地支援などに活用していく予定です。

「オンワード・グリーン・キャンペーン」公式サイトURL:https://www.onward.co.jp/green_campaign/