2025年09月09日
J.PRESS INC.
オンワードグループのJ.PRESS INC.(本社:米国・ニューヨーク CEO:村上 潤)は、クラシックなアメリカンメンズウェアとアイビースタイルの先駆者として123年の歴史を誇るブランド『J.PRESS(ジェイ プレス)』において、ジャック・カールソン(Jack Carlson)をクリエイティブディレクター兼プレジデントに任命したことをお知らせします。
38歳のアメリカ人デザイナーであるカールソンの初となる同ブランドのコレクションは、9月11日にニューヨーク・ファッション・ウィークで発表されます。『J.PRESS』がCFDA(アメリカ・ファッション・デザイナー協議会)の公式カレンダーに登場するのは今回が初めてとなります。
1902年にコネチカット州ニューヘブンのイエール大学前にジャコビー・プレスが創業した『J.PRESS』は、ネイビーブレザー、ソフトショルダーのスーツ、オックスフォード生地のボタンダウンシャツ、カーキのパンツ、レップタイ、スクールボーイマフラー、そしてアイコニックなシャギードッグセーターなど、時代を超えたアメリカンスタイルを体現するブランドです。
ブランド「Rowing Blazers(ローイングブレザーズ)」の創業者であり元クリエイティブディレクターとして知られるカールソンは、クラシックに新たな息吹を吹き込む10年に渡る経験を持ち合わせています。カールソンの『J.PRESS』に対するビジョンは、ブランドの正統性に根ざしており、ブランドのDNAを損なうことなく、その伝統を編集的な視点から称えることを目指しています。
「私はJ.PRESSとともに育ってきました」とカールソンは語ります。「ハーバード・スクエアの店舗によく通い、自分用に初めて購入したスーツ、シャツ、ネクタイ、ベルトの多くはJ.PRESSでした。今でもそれらを大切にしています。今回の自身の役割は、多くの意味で故郷に帰ってきたような感覚です。ボタンダウンシャツ、カーキのパンツ、ブレザー、シャギードッグ。J.PRESSには、自分の感性に響くちょっとした遊び心を持つ一面もあるのです。そうしたすべてを尊重し、それを軸にシーズンごとのコレクションやコラボレーションを展開し、より多くの人々と分かち合いたいと思っています。J.PRESSはまさにひとつの確立された存在で、多くの意味で唯一無二のものなのです。」
カールソンの2025年秋冬のデビューコレクションは、アイビースタイルの真髄 ― アメリカとイギリスの職人技に根ざしながら、『J.PRESS』の定番スタイルが持つ繊細なコード、ディテール、そして独自の個性 ― を華やかかつ贅沢に表現したものです。カールソンは、より広い世界や自身の人生からのインスピレーションも取り入れています。赤いテールコートやチロリアンジャケットがコレクションに登場しており、これは彼がオックスフォードやキッツビュールで過ごした日々へのオマージュです。
成長戦略の一環として、『J.PRESS』は今後1年以内に少なくともふたつの新たな旗艦店を米国内にオープンする予定です。カールソンのディレクションのもと、広いスペースを用いてブランドのライフスタイル・世界観を表現・発信していきます。
『J.PRESS』のアメリカ企画2025年秋冬コレクションは、現在、JPressOnline.com(https://jpressonline.com/)およびニューヨーク、ニューヘブン、ワシントンD.C.のブランド旗艦店でご覧いただけます。