オンワードグループは、地域社会との共創や、社会貢献活動、文化・芸術・教育への取り組みを通じて、さまざまなコミュニティと共に成長し、共生していける企業を目指しています。
オンワードグループのデジタル戦略を担うオンワードデジタルラボは、日本のモノづくり支援を目的に、全国のファクトリーブランドに加え、生産者や工場のオリジナル商品を開発し直販する新規事業『CRAHUG(クラハグ)』を開始しました。第一弾として、12の生産者が展開する13ブランド・計183商品を、2021年8月31日よりグループ公式ファッション通販サイト「ONWARD CROSSET(オンワード・クローゼット)」にて販売をスタートしました。
『CRAHUG』は、CRAFTMAN(職人)、LIFE(暮らし)とHUG(ふれあう)を組み合わせた名称です。自販・自立することで、持続可能なビジネスモデルを構築したい全国の生産者や工場を対象に、2つの協業プランを提供し販売支援を行います。消費者に向けてオリジナル商品を直販することにより、工場の経営基盤の安定化を目指すとともに、将来的には海外への越境販売も計画しており、日本のモノづくりにおける高い技術力や商品の魅力を発信していきます。
オンワードグループで、なごみ雑貨・ドッグファッションの企画販売などを行うクリエイティブヨーコ(本社:長野県)の地域に密着したサステナブルな活動をご紹介します。
なごみ商品を通じて"ロハス"な生活を目指したい
私たちは「ロハス企業を目指す」という理念があります。
"ロハス"とは健康と環境、持続可能(サステナブル)な社会生活を心掛ける
ライフスタイルのことを意味します。
商品、サービスを通じて、なごみ・いやし・はげまし・ふれあいを提案し、
お客様にほっと安らげる心の健康と楽しさを感じていただきたい。
そして、その商品は宝物のように大切な存在であり続けてほしい・・・
そんな願いが理念に込められています。
この理念のもと、社会のため、環境のため、お客さまのため、
働く私たち自身のためSDGsを追求していきます。
「オンワード・グリーン・キャンペーン」では、お引き取りした衣料品の一部から作られたリサイクル糸を使用して毛布や軍手を生産し、環境・社会貢献活動に活用しています。 2011年からは、日本赤十字社の協力のもと、世界192の国と地域に広がる赤十字のネットワークを活用して海外の被災地や開発途上国への支援のために毛布を寄贈しています。また、軍手は災害支援、森林保全、啓蒙活動などさまざまな場面で配布・活用しています。
オンワード樫山は、「東京養育家庭の会」への支援をおこなっています。支援活動としては、毎年春に同会を通じて子どもたちへ小学校入学のお祝いとして洋服をプレゼントしています。
「東京養育家庭の会」は、東京都の養育家庭制度(里親制度)における養育家庭を中心とした里親・里子のためのNPO法人で、歴史・規模ともに国内を代表する組織です。家庭の事情で家族と一緒に生活できず社会的養護を受けている子どもたちにも、等しく健やかに成長し、豊かな成人になって欲しいという願いから、2014年より同会への支援をスタートしました。
今後も、子どもたちの健やかなる成長と自立のための一助となるべく、「東京養育家庭の会」と連携を図り支援活動に取り組んでいきます。
オンワード樫山は、東日本大震災被災地復興支援「KIBOU311」桜プロジェクトに参加しています。
「KIBOU311」は、フランスの高級服地メーカーであるドーメル社が世界規模でスタートした東日本大震災被災地復興支援活動で、一般社団法人LOOM NIPPONが集まった寄付金をもとに、宮城県・南三陸町に桜の苗木を植える"桜プロジェクト"を推進しています。同プロジェクトは、津波により多くの木々が流されてしまった南三陸町に多くの桜を植樹することにより、子供たちとその将来に希望をもたらしたいとの思いで取り組んでいる支援活動です。
オンワード樫山は、「KIBOU311」のサポーターとして2012年より桜の植樹に参加し、桜苗木の寄付を行っています。
オンワードホールディングスは、2016年1月に竣工したオンワードベイパークビルディングの新築工事における「平成27年度街かど緑化支援事業」の助成認定を受けました。全長124mにわたり接道緑化を整備し、西側道路沿いには大島桜、南側道路沿いには百日紅を植え、歩行者に花を楽しんでいただけるように設置しました。
企業名 |
支援内容 |
支援先 |
---|---|---|
オンワードホールディングス |
令和6年能登半島地震災害義援金: |
能登半島地震被災地 |
オンワードホールディングス |
2023年トルコ・シリア地震救援金: |
トルコ・シリア地震被災地 |
オンワードホールディングス |
RED CROSS DAYの売上の一部 |
ウクライナおよびその周辺地域で被災された方々への人道的支援 |
オンワードホールディングス |
布製マスク:5,000枚 |
令和2年7月豪雨災害被災地 |
オンワードホールディングス |
布製マスク:1,000枚 |
佐賀県武雄市 |
オンワードホールディングス |
令和元年8月豪雨災害義援金: |
佐賀県武雄市 |
オンワードホールディングス |
東日本大地震みやぎこども育英基金: |
宮城県 |
オンワードホールディングス |
東日本大地震みやぎこども育英基金: |
宮城県 |
オンワードホールディングス |
平成28年熊本地震義援金: |
熊本県 |
オンワードホールディングス |
衣料品:約3,000点 |
熊本地震被災地 |
オンワードホールディングス |
熊本城災害復旧支援金: |
熊本県熊本市 |
オンワードホールディングス |
衣料品:約10,000点 |
熊本地震被災地 |
オンワードホールディングス |
衣料品:約5,000点 |
熊本地震被災地 |
オンワードホールディングス |
軍手6,300双 |
熊本地震被災地 |
オンワードホールディングス |
義援金:10,000万円 |
東日本大震災(日本赤十字社) |
オンワードホールディングス |
毛布、軍手、防寒衣料等: |
東日本大震災の被災地 |
オンワードホールディングス |
平城遷都1300年祭 |
国連難民高等弁務官事務所 |
オンワードホールディングス |
義援金:1,100万円 |
中国・四川省における大地震 |
国際ファッション専門職大学 学部長 教授 永澤 陽一氏(左)、当社代表取締役社長 保元 道宣(右)
オンワードホールディングスは、2021年4月より国際ファッション専門職大学(東京・大阪・名古屋キャンパス、学長:近藤 誠一)と、産学連携で今後のデジタル社会に対応するプロフェッショナル人材を育成し、産業界へ送り出すことを目的とした『ONWARDみらい人財プロジェクト』を開始しました。
同プロジェクトは、国際ファッション専門職大学の単位認定授業として開講された、学生がチームで取り組み企画提案を行う課題解決型授業「オンワードベンチャーアワード」と、大学側主導で企業におけるプログラムを作成し、運営を行うインターンシップ「オンワードビジネスインターンシップ」の2つのプログラムから構成されています。
デジタルな思考を持ち、グローバルに活躍できるアパレル人材としての成長機会を提供していきます。
オンワードホールディングスは、2021年7月より東京都教育委員会・東京都商業高等学校長会と産官学連携で、都立商業高校生に実践的なビジネスの学びの場を提供することを目的とした「東京プランニング・ラボ」に参画しました。
東京都教育委員会と東京都商業高等学校長会が2018年より運営する「東京プランニング・ラボ」は、都立商業高校生がビジネスについて実践的に考え学ぶ機会を拡充するとともに、進路ビジョンの形成に繋げようとする試みで、企業や地域社会と共同学習の場を設け、課外活動やグループワークを通して参加生徒が主体的にビジネスを学んでいます。
2021年度は、参加校6校の生徒29名が7月から5か月間、当社による講義のほかグループ討議などを通して、最終的には高校生ならではの目線で「オリジナルのアパレルブランド」を企画しました。
オンワードホールディングスは、新国立劇場の特別支援グループに2015年8月から就いています。新国立劇場は、オペラ、バレエ、コンテンポラリーダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として、常に高い水準の公演を自ら企画、制作し続けており、作品はいずれも国内外から高く評価されています。同劇場で上演されるすべての公演に協賛することで、芸術・文化の発展に寄与しています。