オンワードグループは、ファッションを通じて潤いと彩りに満ちた地球環境や社会の実現を目指し、ヒトと地球の未来にバトンをつなげます。
昨今、コロナ禍の長期化や社会のデジタル化の進展などを背景に、当社グループを取り巻く経営環境は構造的に大きく変化しており、サステナブル経営の推進が、地球規模の環境・社会課題の解決と企業の持続的成長の両立を実現するために、企業の根幹をなす重要なテーマであると考えています。
地球と共生するサステナブル経営の推進
当社グループは、「オンワード・グリーン・キャンペーン」を通じた日本赤十字社との商品回収、リサイクル・リユース活動の取り組みを、10年以上にわたり実施しています。また、無駄なモノづくりを排除する、受注生産・オーダービジネスの拡大にも積極的に取り組んでいます。トレーサビリティ向上の観点では、当社グループ内の一般社団法人である日本アパレルクオリティセンターが、国内外の工場監査を実施しています。
これらの活動を一層進化させるとともに、新たな活動にも積極的に取り組み、地球と共生するサステナブル経営を推進していきます。
多様で個性的な人財が活躍できる企業への進化
今後、多様化するお客さまのニーズ・価値観に応え、そして社会に貢献していくためには、当社グループが多様で個性的な人財が活躍できる企業である事が重要だと考えています。働き方改革プロジェクトの推進や各種人財制度の拡充により、社員のワーク・ライフシナジーを創出するとともに、多様な人財が活躍できる環境を整えていきます。
当社グループは、サステナビリティに関する具体的な取り組みの推進のために、2021年9月にサステナビリティ委員会を発足しました。
同委員会を中心に具体的なアクションプランとKPIの策定を行い、ファッションを通じて潤いと彩りに満ちた地球環境や社会の実現を目指し、ヒトと地球の未来にバトンをつなぐ、サステナブル経営を推進していきます。
当社グループでは、代表取締役社長を最高責任者とするサステナビリティ委員会を設置しています。委員会メンバーは各グループ会社社長とサステナビリティ責任者で構成され、サステナビリティリスクと機会を討議・決定する体制を取っています。