オンワードグループは、業務効率化とワーク・ライフバランスの実現により生産性をあげることを目的に、社員が自発的に取り組み、働き方を変化させていく働き方改革プロジェクト「働き方デザイン」を進めています。
グループの中核事業会社であるオンワード樫山において2019 年 8 月よりスタートし、週に一度、普段一緒に仕事をするチーム単位で「自分たちがより良い働き方をするために何をすべきか」を考える会議(通称:カエ ル会議)を中心に取り組み、業務効率化にともなう残業時間削減や休日取得日数の増加という成果がありました。仕事とプライベートの相乗効果(ワーク・ライフシナジー)の実現によるビジネス面での成果も出始めています。
週に一度、普段一緒に仕事をするチーム単位で「自分たちがより良い働き方をするために何をすべきか」を考える会議を開催しています。単に業務の進捗を共有するだけの会議ではなく、メンバー全員が主体的になってトライ&エラーを繰り返すことで、働き方を変えるだけに留まらず、その先の「ありたい姿」の実現を目指します。そして、この会議は「全員が楽しむ」ことが最大のポイントです。職歴や役職関係なく闊達に発言できる雰囲気のもと、全社をあげて取り組んでいます。
実際のカエル会議の様子 声に出しにくいことも、ふせんだと言いやすくなります
働き方をデザインするための第一歩として、管理職の意識改革を行うべく、外部コンサルタントによる管理職研修を実施しています。「同じ条件の人がなるべく長時間働く人口ボーナス期のマネジメント」から、「多様な人がなるべく短時間で働く人口オーナス期のマネジメント」に変化していくマインドセットをすることからスタートし、2年にわたって継続的に行っています。
また、カエル会議での成果を報告する情報共有会では役員も参加し、役職を越えてこれからの働き方について議論しました。フラットな立場で自由闊達なコミュニケーションができるようになってきています。
2021年2月におこなわれた「働き方デザイン情報共有会」の様子