産学連携でデジタル社会に対応したプロフェッショナル人材を育成
「ファッション×メタバース」をテーマに事業企画を考案する単位認定授業を開始

サステナビリティ

2022年04月08日

オンワードホールディングス

株式会社オンワードホールディングス(本社:東京都中央区 代表取締役社長:保元 道宣)は、今後のデジタル社会に対応したプロフェッショナル人材を育成し、産業界へ送り出すことを目的に、2022年4月より、東京国際工科専門職大学(本部:東京都新宿区 学長:吉川 弘之)の「地域共創デザイン実習プロジェクト」(以下「本プロジェクト」といいます)に参画し、産学連携で取り組んでいきます。

本プロジェクトは、東京国際工科専門職大学が18企業・自治体と取り組み、単位認定授業として実施しているもので、当社においては、「ファッション×メタバース」をテーマに、ファッションの体験などができるメタバース空間を考案するプログラムを4月13日(水)より開始します。デジタル思考をもち、グローバルに活躍できる人材としての成長機会を提供します。

■背景
経済産業省が2019年4月に公表した「IT人材需給に関する調査」*1によれば、IT 需要が今後拡大する一方で、国内の労働人口は減少が見込まれ、IT人材の需要と供給の差は、需要が供給を上回り、2030年には、最大で約 45 万人に拡大する可能性があると試算されています。
アパレル業界においても、新たな先端技術へ対応し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進めていくことができる人材の育成が急務であり、デジタル思考を持ち、グローバルに活躍できるプロフェッショナル人材を育成することを目的に本プロジェクトへの参画に至りました。

■当社における「地域共創デザイン実習プロジェクト」概要
テーマ:「ファッション×メタバース」
ファッションの体験などができるメタバース空間を提案
期間:2022年4月~12月
本プロジェクトは、9ヶ月の期間の中で原則週1度の活動を実施します。
学生は、6名編成の2チームが参加し、テーマに沿った企画立案からプロトタイプの作成までを実施します。作成にあたり、当社グループ事業会社のオンワード樫山やオンワードデジタルラボに訪問し、現場の課題を実際に体験する機会も用意しています。本プロジェクトにおいて、当社の事業で具現化されるような企画が出ることを期待しています。

■株式会社オンワードデジタルラボ 代表取締役社長 西森 浩文 コメント
昨年度は、日本教育財団様と「ONWARDみらい人財プロジェクト」で取り組みをスタートし、大きな成果を得られたと感じております。今年度は、東京国際工科専門職大学様との新たな取り組みが始まります。学生の皆様の等身大のアイデアと、企業との化学反応が起こることを楽しみにしています。

■東京国際工科専門職大学概要
55年ぶりに国の大学教育改革によって誕生した「専門職大学」として、文部科学省より設置が認可され2020年4月に開学。世界のICT・デジタルコンテンツ業界と連携した先進的な実践教育で、グローバルに活躍できる「デジタル人材」を輩出します。新宿駅前の校舎には、AIやVR、モーションキャプチャーをはじめとした最先端のソフト・ハードを導入。元東京大学総長の東京国際工科専門職大学 学長が牽引する指導陣には、各専門分野で高い実績をあげる研究者教員に加え名だたる企業出身の実務家教員がそろい、これからの産業界や社会のニーズに応える高度な実践力や応用力が身につきます。

学長:東京国際工科専門職大学学長 吉川 弘之 
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-7-3総合校舎コクーンタワー
設立: 2020年開学
学部・学科:工科学部 情報工学科/デジタルエンタテインメント学科

■株式会社オンワードホールディングス概要
1927年に樫山純三が大阪で樫山商店として創業。88年に社名をオンワード樫山に変更。2007年に純粋持株会社オンワードホールディングスを設立。中核会社の株式会社オンワード樫山は「23区」「五大陸」などを展開。2019年に株式会社オンワードデジタルラボを設立。デジタル関連を主な事業内容とし、21年8月には工場支援D2Cプロジェクト「CRAHUG(クラハグ)」をスタート。

代表者:代表取締役社長 保元 道宣
所在地:〒103-8239東京都中央区日本橋3丁目10番5号オンワードパークビルディング
設立:1947年(昭和22年)9月4日
事業内容:純粋持株会社としての、アパレル関連事業、ライフスタイル関連事業を営む傘下関係会社の経営管理およびそれに附帯する業務