その他の気候変動の緩和に向けた取り組み

オンワードグループでは、潤いと彩りに満ちた地球を未来につなぐために、気候変動の緩和に対する取り組みを積極的に行い、地球と共生する事業活動を推進します。


輸送効率向上によるCO2排出量削減への取り組み

オンワード樫山は、これまで仕入先・縫製工場ごとに個別に行っていた海外における主な物流業務をアジア4拠点の倉庫に集約し、製品をまとめて効率的に輸入する"一括物流"に2018年3月より取り組んでいます。この"一括物流"を推進することで、国内においても各店舗への輸送回数を減らすことが可能になりました。

また、ICタグの導入による製品在庫データ管理や輸送管理プラットフォームの開発により、伝票などのペーパーレス化を実施し、業務のDX化も推進しています。

輸送効率を向上させることにより省エネルギー化を図り、CO2排出量削減に取り組んでいきます。

  • 輸入ハンガーコンテナ

  • ハンガーレールシステムによる積み込み

  • ICタグカートン用ゲート

海外一括物流拠点

〈中国〉
・上海エリア一括物流倉庫 
・大連一括物流倉庫 
・青島一括物流倉庫

〈ベトナム〉
・ニョンチャック一括物流倉庫(ホーチミン近郊)


ショッピングバッグにおける環境負担軽減

世界では今、プラスチックごみによる海洋汚染や海の生態系への影響などが課題になっています。社会に排出されるプラスチックなどを削減するため、オンワードグループではプラスチック製ショッピングバッグを順次廃止し、紙製ショッピングバッグへの切り替えを進めています。また、代替えのできない一部のプラスチック製ショッピングバッグについては環境配慮型素材を使用するなど、地球環境に負担をかけない事業運営を推進していきます。


「土佐山 オンワード "虹の森"」の森林保全活動を展開

オンワードホールディングスは、2024年4月、高知県が推進する「協働の森づくり事業」について、高知県、高知市、高知市森林組合と6期目となるパートナーズ協定を締結しました。引き続き2027年まで「土佐山 オンワード "虹の森"」の森林保全活動を行っていきます。当社は、2008年11月にアパレル業界として初めてパートナーズ協定を締結し、高知県高知市の協定森林(1、2期約45ha、3期約69ha、4期約80ha、5期約86ha)を「土佐山 オンワード "虹の森"」と名づけて、地域の方々の協力のもと、間伐を始めとした森林保全活動を5期15年にわたり行ってきました。この度、協定期間の満了にともない、新たに3年間の協定を締結。引き続き同森林の保全活動を行うとともに、地域の皆さまとの交流の場としても活用していきます。