オンワード商事が青森県弘前市とアップサイクル推進に向けた連携・協力協定を締結
河川のペットボトルゴミを地元自治体・学校・企業の制服等へ再生する資源再生事業
~地域で消費された廃棄物・不用品を地元でリサイクルし地域で再活用、循環型社会の形成へ~

経営・財務

サステナビリティ

2022年07月13日

オンワード商事

オンワード商事株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:村上 哲)は、青森県弘前市内で発生する廃棄物の有効活用により、弘前市ならではの新たな価値を創造することを目的に、アップサイクル推進に向けた連携・協力に関する協定を弘前市(市長:櫻田 宏)と締結しました。これに伴い、7月11日(月)弘前市役所にて、締結式を行いました。

▲締結式の様子
左より弘前市長 櫻田 宏氏、オンワード商事株式会社 代表取締役社長 村上 哲

■協定に基づく主な取り組み内容

1)河川のゴミ問題の自分ごと化や解決に向けた市内の清掃活動等への参加や啓蒙活動
2)回収したペットボトル等の資源を活用したアパレル製品を製作し、地元企業で着用してもらうことで循環型社会形成へ貢献

■実施の背景と目的

オンワード商事は、「一人ひとりの『はたらく、まなぶ、つかう』をエシカルに」というサステナビリティ方針を掲げています。
今回協力協定を結ぶ弘前市は、市町会連合会とともに、毎年春と夏に市内6河川の清掃活動を行っています。通常のゴミ収集で集めたペットボトルは全量リサイクルしていますが、河川清掃で拾ったペットボトルは土汚れがひどく、リサイクルが難しいためそのまま燃やしていました。
今回の協力協定により、回収したペットボトルを繊維にリサイクルして当社が製品化することで、廃棄物から弘前市ならではの新しい価値を創造すること、環境負荷の少ない資源循環型社会形成に寄与することを目指します。

■弘前市長 櫻田 宏氏 コメント

弘前市では、市民及び事業者の皆様との協働により、市民運動としてごみの減量化・資源化に取り組んでいます。ごみを始め環境問題を解決していくためには、この協働の取組みのほか、これまでの常識に囚われない、新しい視点を持てるかが大きなポイントであると認識しています。オンワード商事株式会社は、石垣市と連携し、クリーン活動で集めた廃棄物からアパレル製品を製作するという、これまでにない先駆的なアップサイクルに取り組まれています。今後は同社と連携・協力体制を構築し、先進的な視点と技術を活かしながら弘前市のアップサイクルを推進してまいります。

■オンワード商事株式会社 代表取締役社長 村上 哲 コメント

オンワード商事は、昨年からビーチクリーン活動等、漂着プラスチック問題の自分ごと化や解決に向けた取り組みを推進してきました。この度、弘前市とも連携協定を締結し、アップサイクル推進のために一緒に取り組みができることを大変嬉しく思います。弘前市の河川で回収したペットボトルを地元企業や学校で着用する制服に生まれ変わらせることや、将来的には弘前市内の企業とのビジネスマッチングや新事業の創出等を行うことで、地域社会活性化への貢献を目指していきます。

■今後の予定:令和4年度夏季河川清掃美化運動について

2022年7月24日(日)に夏季河川清掃美化運動を実施予定です。地元住民や企業等、約1000名が参加して弘前市内6河川の清掃を行います。

■当社の自治体連携での取り組み実績

・2022年3月27日(日) 沖縄県石垣市にてビーチクリーン活動、回収したペットボトル(約6900 本)を繊維素材に生まれ変わらせる取り組みを実施
参考リリース:地球規模の漂着ごみ問題を知り、生活スタイルを見直すビーチクリーン活動に参加

■オンワード商事株式会社 概要

「ヒトと地球(ホシ)の、明日(あした)の笑顔をデザインしつづける。」をパーパスに掲げ、法人向けにブランディングやセールスプロモーション、CSRなど、お客様の課題解決へのご提案を行っています。
代表者:代表取締役社長 村上 哲
所在地:〒102-8115東京都千代田区飯田橋二丁目10-10
設立:1962年(昭和37年)4月23日
事業内容:ユニフォーム、セールスプロモーショングッズ、メンズウェア、ジュエリー、レディスウェア、雑貨、健康関連商品の企画・生産・販売、催事販売会開催・運営
URL:https://www.onward-shoji.co.jp/