2021年度の「サステナビリティレポート」を公開
サステナブルなコトやモノを推進する組織も新設
〜働き方や、学び方、そして人々の消費意識もエシカルにデザイン〜

サステナビリティ

2022年09月06日

オンワード商事

オンワード商事株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:村上 哲)は、2020年12月から持続可能な社会の実現を目的にサステナビリティ方針を掲げています。この度、2021年度に取り組んだ内容とその結果を「サステナビリティレポート」として公開しました。また、SDGsの取り組みをさらに推進するために2022年3月には、「サステナブル推進Div.」を新設しました。

<サステナビリティレポートwebページURL>
https://www.onward-shoji.co.jp/sustainability/sdgs_report/

サステナビリティレポート概要

2021年度(2021年3月から2022年2月まで)の事業活動を振り返り、当社が定めているマテリアリティ(重要課題)への具体的な取り組みと目標に対する進捗を公開することで、サステナブルへの取り組みをさらに向上させることを目的として編集したレポートです。

■ SDGsの取り組みに注力する理由

当社は、事業の根幹であるファッションを通じて、企業文化やブランドの醸成に寄与し、また、人々の消費意識をエシカルに変えていきたいと考えています。そして、これまでに「一人ひとりの『はたらく、まなぶ、つかう』をエシカルに」というサステナビリティ方針を掲げ、サステナブル素材の使用促進や梱包形態における環境負荷低減、環境・社会に配慮した販促企画等に取り組んでまいりました。

■ 2021年度のマテリアリティにおける主な取り組み実績

1.人権方針の策定

人権方針を策定するにあたり、第三者機関である経済人コー円卓会議日本委員会(CRT Japan)の監修を受けました。①「ビジネスと人権」における概念と世界動向 ②「責任あるサプライチェーン」の世界動向をテーマとしたセミナーに45人の社員が参加し、当社の理念や事業展開との関連性、事業展開が人権へ及ぼす影響についてのワークショップを行い、その後人権方針策定に至りました。

2.コミュニティへの貢献

各得意分野を持つ40以上の加盟NGOを様々な形でサポートをする中間支援団体である「ジャパン・プラットフォーム」、東京都在住・在勤の看護職が自主的に加入、運営し、教育・研究活動の支援、看護職の確保・定着等を目的として活動する「東京都看護協会」、千代田区の花である“さくら”を永続的に管理、守る理念のもと、“さくら”管理者による樹木治療や養生、“さくら”サポーターによる“さくら”を守る活動にかかる事業の財源となっている「さくら基金」の3団体に支援をしました。

3.デジタル化による廃棄削減の推進

当社は、デジタル採寸ツール「UOS(ウオス)」を導入し、生産サイズ明細の精度向上による廃棄削減を実現しています。また、デジタルで立体デザインを組み上げる事が可能な3DCADシステム「CLO(クロ)」の導入によるサンプル作製の効率化にも取り組んでいます。
<参考リリース:「当社のユニフォーム製作におけるDXの取り組みについて」)>

4.海洋プラスチック問題の自分ごと化推進

昨年より、豊島㈱様が展開する海・川・森の清掃活動にて回収した漂着ペットボトルゴミを、アパレル製品原料となる繊維に生まれ変わらせる取り組み「UpDRIFT™」(アップドリフト)を共に推進するため、社員がビーチクリーン活動や、石垣市で行われた「やいまSDGsシンポジウム」へ参加しています。
<参考リリース:「地球規模の漂着ごみ問題を知り、生活スタイルを見直すビーチクリーン活動に参加」>

5. サステナブル企画の提案の推進

販促品の提案などを担うセールスプロモーション事業において、エシカルな製品の割合が2021年度は9.6%へと増加しています。また、ユニフォーム事業における素材目標は、「2030年度までに素材の100%を持続可能な調達にする」ことを掲げており、2021年度のサステナブル素材の割合は、全調達数2,464,012Mのうち19.1%でした。さらに、使用済みユニフォームを回収し、適正に再生処理する「リサイクルシステムの推進」を実施。「リサイクル対応ユーザー」は、2021年度17件と前年比121%の増加となりました。

■ オンワード商事株式会社 代表取締役社長 村上 哲コメント

オンワード商事のSDGs元年は、「何かが推進出来た」というよりも、足りていない部分や課題を含め「実態を把握した」1年でした。それでも、私たちにとっては大きな1歩であったと捉えています。2022年度はサステナブル推進Div.を新設し、更に具体的な目標へと取り組んでまいります。そのためには、社員全員が「オンワード商事のSDGs」を自分ごと化し、周りの仲間と情報や意識を共有すること、そしてお客様やお取引先様といったステークホルダーの皆様との共創が必要不可欠です。個人、個社では解決不可能な課題への取り組みを、様々なカタチのパートナーシップを発揮して推し進めてまいります。

その他、当社のSDGsに関する取り組みの詳細は、サステナビリティレポートと合わせて当社コーポレートサイト内「サステナビリティ」のページもご覧ください。
<サステナビリティページURL>
https://www.onward-shoji.co.jp/sustainability/

■ オンワード商事株式会社 概要

「ヒトと地球(ホシ)の、明日(あした)の笑顔をデザインしつづける。」をパーパスに掲げ、法人向けにブランディングやセールスプロモーション、CSRなど、お客様の課題解決へのご提案を行っています。
代表者:代表取締役社長 村上 哲
所在地:〒102-8115東京都千代田区飯田橋二丁目10-10
設立:1962年(昭和37年)4月23日
事業内容:ユニフォーム、セールスプロモーショングッズ、メンズウェア、ジュエリー、レディスウェア、雑貨、健康関連商品の企画・生産・販売、催事販売会開催・運営