【オンワード×東京国際工科専門職大学】
産学連携デジタル人材育成プロジェクトの最終報告会を開催
~学生が9ヵ月間で考案したメタバース空間をプレゼン、意見交換を実施~

サステナビリティ

2022年11月24日

オンワードホールディングス

株式会社オンワードホールディングス(本社:東京都中央区 代表取締役社長:保元 道宣)は、2022年4月から、今後のデジタル社会に対応したプロフェッショナル人材を育成し、産業界へ送り出すことを目的に、東京国際工科専門職大学(本部:東京都新宿区 学長:吉川 弘之)の 「地域共創デザイン実習プロジェクト」に参画しています。

この度、11月16日(水)に、最終報告会として、本プロジェクトの課題である「ファッション×メタバース」をテーマにした学生の事業企画案のプレゼン大会を行いました。プレゼン大会には、学生と当社グループのオンワードデジタルラボ代表取締役社長の西森と社員5名が参加し、意見交換会も行われました。参加した社員からは「学生のファッションに対する考えに触れることができ、いい機会になった」「Z世代の学生たちのプレゼンから、メタバース空間を未来のビジネスに発展させる可能性を感じた」などの声が聞かれ、たいへん有意義な時間を過ごしました。

本プロジェクトは、2023年度に向けて、第二弾も予定しています。
今後もオンワードグループは、地域社会との共創や、社会貢献活動、文化・芸術・教育への取り組みを通じて、さまざまなコミュニティと共に成長し、共生していける企業を目指します。

■「地域共創デザイン実習プロジェクト」とは

学生たちは、各企業・自治体から地域共創におけるテーマが与えられ、資料収集や調査分析・現地調査をふまえ、問題が発生する仕組みや原因について考察を行い、その上で具体的な課題解決の方法を検討。週1度実習授業を実施し、会社訪問や中間報告会を挟み、企画提案とプロトタイプを含む最終発表を行う、9ヵ月間の長期プロジェクトです。

■プレゼン大会の様子 テーマは「ファッション×メタバース」、学生自身が最も楽しめる事業を提案しました。

1チーム目は、アパレル業界の課題と顧客の課題を同時に解決する事業を提案。実際にアバターがメタバース空間上の様々な世界で遊ぶことができる様子をモニターで映し出し、プレゼンを行いました。
もう1チームは、ECと実店舗におけるデメリットに着目し、客観的に自分を見る仮想試着室体験ができる事業を提案しました。利用する際のサイトを制作し、実際にサイトへアクセスができる体験型のプレゼンを行いました。
オンワード社員からは、「仮想空間と現実のファッションの使い分けかたは?」「アバターの顔は誰で設定しますか?」「このサービスでファッションの楽しみ方がどう変わりますか?」などの質問が挙がり、学生たちの意見や思いを聞くことで、相互に理解を深める時間もつくることがきました。